山下畳商店

こだわり

技術について

伝統工芸ともなりつつある、畳の製作技術。
技術の追求と、継承をつねに心がけています。

畳職人全員が一級技能士

当社は畳製作に携わる社員全員が厚生労働大臣認定の畳製作技能士資格を取得している日本でも有数の畳製作会社です。(一級技能士:6名)一級技能士の資格取得には実務経験が必須で、なおかつ畳についての知識、技術が必要になります。当社のスタッフは全員が親方として仕事をできる技能を持ち合わせており、一人ひとりが”作業”ではなく”仕事”として畳製作に携わっています。

その家、その人に合わせた畳を

畳はご依頼頂いた方の生活の一部となるもの、ということを常に考えています。社員全員が技能士資格をもっているからこそ、畳の製作をただの作業ととらえることなく、どうすればその人の生活を豊かにできるか?を常に考えて畳を製作しています。

伝統・技術を大切に、後世に伝える

日本の伝統である畳の文化と畳製作の技術を後世に伝えることも当社の責務だと考えています。文化財修復等に使われる畳の技術は年々消失しつつあり、畳だけ当時の技術ではないものが利用されているケースがよく見られます。
技能の継承のため、若い世代の社員への社内外研修を実践したり、文化財の修復等のお仕事も積極的に携わらせていただいています。

素材へのこだわり

ただ単に多くの素材を、高い素材を使用しているわけではありません。
素材の特性や利点を深く理解したうえで最適に加工する技術も持ち合わせています。

畳表について

国産の畳表では、他の殆どの畳屋さんがやっていない、「熟成」の工程を行っています。収穫してすぐのいぐさは養分や水分が多すぎて、色や匂いがきつく、カビの原因にもなるため、半年~2年間湿度管理した倉庫にて保管します。昔の畳屋は「熟成」の工程を必ず行っていましたが、大量生産の流れで廃れてしまった文化と言えます。一番お客様の肌に触れる、畳の顔とも言える部分だからこそ、ひと手間かけたこだわった製法を採用しています。

畳床について

天然ワラのみでできた畳床や、化学製品の畳床など、現在になって様々な種類の製品がありますが、お客様の住宅環境や、ご予算に合わせたベストな素材をご提案させていただきます。
また、元来の製法である完全手仕上げ畳床での研修も社内で行っており、畳床の構造や性質の研究にも力を入れています。

畳縁について

畳縁は畳とその部屋の印象を大きく変える部分で、お客様の嗜好や文化に合わせて様々なものを取り揃えております。縁の柄、太さ、素材など様々な商品をご覧いただき、畳のコーディネートをお楽しみいただきたく思っております。
紋付きの縁など、高い精度が要求される縁でも、紋が欠けることなく、1つもずれることなく仕上げます。

お客様満足について

お客様にご満足いただけるよう、どんなご希望も、あらゆる方法も取り入れられるべく努めております。

畳は、畳表・畳床・縁・仕上げ方、全てをオーダーしていただける、完全なオーダーメイド製品。
お見積りについても、訪問・メール・リモートでのやりとりなどあらゆる方法で対応が可能です。
山下畳商店は、どのようなオーダーもお受けできる自信と、技術と知識があります。